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バイキング恐るべし

  先日街に出た折、丁度時分だったので大阪市内にある某商業ビルのレストラン街に行った。休日であり、ものすごい人出でごったがえしており、どこも行列ができている。できていない店はなんとなくまずそうに思えるから不思議である。で、そこにあった中華料理のバイキングに、連れが行こうというので行ってみた。

  点心を中心に色々な料理が取り放題で、目移りがする。しかし、食べ放題は以前ひどい目に遭っているから、今度は無事に帰ろうと思って、極力、量を加減しながら食べた。つもりであった。

  しかし、最近は食事の量を以前よりも減らして、油ものなども取らないようにしていたので、そこへギトギトの中華を入れたものだから、結果は撃沈であった。席を立って帰り始めたころから強烈な眠気が差し始め、電車の中ではほぼ寝ていた。

  それだけでも足らず、うちに帰って午後いっぱい再起不能であった。食べた分量というよりも、体感では油にやられたという気がする。とはいえ、やはりバイキング形式というのは、心理的にどうも貧乏性を助長するところがあって、つい要らないものまでとってしまうのだ。

  また、ぼくは好奇心派だから、気になるものがあると、味を聞いて見なくては収まらないのである。結果的に少し食べすぎることになる。ここで悠然と構えて、腹八分目で抑えることが出来れば、それは大人(たいじん)といえる。

  まあ、今回は端無くもぼくの内臓機能の低下が顕になったのであるが、周りでは女性や年配の方もいて、ぼくよりもよほどたくさん食べていた。そういう頑健な胃腸を持っていた時代が懐かしくもある。しかし、バイキングというのは、本家のバイキングもそうだったであろうように、殺気立った人たちが縦横無尽に移動するので、どうも落ち着かないことおびただしい。

  そういう雰囲気の中で食事をするというのも、精神にかける負担が大きくなるのであろう。そのうち小金持ちになったら、ちゃんとウエイターが案内してくれて、値段のついていない、産地と銘柄だけのワインリストが差し出されるような、そういうお店に行くほかなさそうである。それなら食べすぎることも、心をかき乱されることもなさそうであるから。

       風海

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