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恐るべきだったのは・・・(承前)

  前回の記事で、バイキングで食べすぎたという話を書いた。しかし、問題は量ではなかったかもしれないことが判明したのである。

  先日、友人夫妻と西宮市某所にある韓国料理屋へ行った。客のほとんどが女性客という店で、料理は野菜が中心であり、油もあまり使っていなかった。そこでぼくは、またぞろ少しだけ食べすぎたのだったが、今度は大丈夫だったのである。

  結局、点心の中身の肉と油(脂)が問題だったのではないかと思う。このところ極力肉をやめて食べる量自体も減らしてきているので、味にも成分にも敏感になっている。らしい。

  ともあれ、低価格で大量に食べようという発想をやめるべきなのだろう。そういう形態がこよなく好きだという人に文句を言うつもりはないが、自分のライフスタイルの中から、そういう体質に合わない食事を排除することは必要と思う。

  しかし、以前はビアガーデンに行って焼肉をつまみながら冷えたビールを流し込んで平気だったことを思えば、ずいぶん軟弱な体になったものだと思う。合氣道のY先生は常々、一食抜けばその分だけ生き物を殺さなかったことになるから、陰徳になると言われている。

  以前牛乳(乳製品)に関する記事を書いたら、最近ショックを受けたらしい人から否定的なコメントをもらったが、その悪意に満ちた文章から察するに、こういった問題はかなり微妙であるということがわかる。個人の趣味嗜好と、経済活動、そして生命維持、生命倫理などがからまっているのが「食」の世界である。

  本当に恐る(畏る)べきなのは、いかなる食材であれ、他者の生命を体内に取り込んでいるという事実なのかもしれない。月並みであるが、感謝と懺悔と思いやり、これを想起しながら有難くいただくということが重要だろうと思う。バイキング形式のレストランは、ぼくにとってこの三者を想起しにくい。だから行かない方がいいのであろう。あくまでもぼく個人に限ってであるが。

   風海

 

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