« いんたあみっしょん | トップページ | 跳び受け身 »

金環日蝕

  5月22日朝7時30分ごろ、ぼくの住んでいる地域でも金環日蝕が見られた。目を傷つけるので、絶対に裸眼で見ないようにと、あちこちで注意を促していたので、前日にグラスを買いに行くと、どこも見事に売り切れであった。まだあるだろうと思っていたのが甘かったのだ。そして当日、テレビをつけると一大イベントのようにどの局も大騒ぎしており、こんな大事になっているのなら、もっと早く準備をしておくべきだったが後悔先に立たず。

  仕方なく、裸眼で見た。というか、ぼくはよく太陽を見ているので、全く抵抗なく眺めることができた。しかし、よほど注意が行き届いていたと見えて、近くにいた近所の子供が心配してグラスを貸してくれたのだった。
 

  黒いグラス越しに見ると、輪の部分がオレンジ色に光って見え、全体が白っぽい色で見えていた裸眼の時とは違って、実に幻想的な風景であった。やはりグラスを手に入れておけばよかったと、この時本気で思ったのである。

  中国の歴史書には、よく「日これを食するあり」という日蝕の記事が出てくる。天人相関的に不吉な前触れで、そのごあまりいい記述は続かないのがふつうである。世間では天文ショーということでお祭り騒ぎになっているが、数百年前なら政府が厳戒態勢でも敷きかねないような、大事件の前触れなのである。

  そして昔の人は何の根拠や確信もなく、日蝕などの天変を恐れたりはしない。やはり何らかの確証があって日蝕を不吉な前触れととらえているのであろう。ぼくの感じたのは、何やら正体不明の強いエネルギーが、前日から当日にかけて動いていたということである。前の晩妙な「腹さわぎ」(としかいいようがない。といって普通の腹痛とかそういったものとも違う感覚だった)を感じて一時寝ることができなくなり、しばらく苦しんでいたし、翌日日蝕を見物してしばらくたつと、突如ものすごい気怠さに襲われて立っていられなくなった。それで仕方なく眠ったのだが、夢の中で猛烈な眠気に襲われるという意味不明の事態に陥ったのだった。

  この日触によって、何がどうなるのかはわからない。しかし、何かがどうにかなりそうなエネルギーが動いたことは間違いないと思う。みなさま、どうか防災意識を持って、まさかの事態に対処できる準備をなさっておいてください。

     風海

 

 

 

 

|
|

« いんたあみっしょん | トップページ | 跳び受け身 »

宇則齋志林」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1321750/45384418

この記事へのトラックバック一覧です: 金環日蝕:

« いんたあみっしょん | トップページ | 跳び受け身 »