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不思議なこと

 一週間くらい前、夜の十時ごろ座布団にもたれてうたた寝していると、玄関の扉をたたきながら「ごめんください、ごめんください」と連呼する声が聞こえた。うちは部外者が容易には入れないタイプの集合住宅なので、どうやってドアのところまで来たのか分からない。また、玄関にはチャイムが付いているので、それを押さないのはどういうわけか。

 瞬時にそういう疑問が頭をよぎったが、声の主がどうやらおばあさんのようなので、ドアのチャイムなどに気がつかなかったのだろうと思い、特に疑うこともなく「どちらさまですか」と言って扉を開けた。

 するとそこには、誰もいないのである。

 これはどういうことだろうか。うたた寝の変性意識状態で、幻聴が聞こえたとしても、起き上ってドアへ近づく途中にも、たたく音と声が鮮明に聞こえていた(はずである)。

 ドアを開けて、誰もおらず、一陣の風がひゅうっと入ってきたとき、ちょっと変な感じがしたが、まさかユーレイさんではあるまい。その後の生活に特に支障をきたしていないところをみると、もしユーレイさんであっても、怨念などを抱いた類ではあるまいと思う。

 またおいで、とは言わないが、しかしあれは本当は何だったのだろうか、と今でも疑問が頭を去らないのである。

     風海

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