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広田神社参拝記

 ふと思い立って、西宮にある広田神社にお参りした。官幣大社で、天照太神の荒魂(あらみたま)が鎮まっているところである。

 一の鳥居をくぐって参道を歩いていると、工事現場にぶつかった。元境内だったらしいところにマンションが立ち並び、参道がところどころわきへ入る車道によって寸断されている。生玉神社も、鳥居から境内までの参道が分断されていたり、周囲にホテルが林立して、宮司さんが怒っていたという話を聞いたことがあるが、都会の神社の宿命なのだろう。

 数百メートル歩いたところで、左手に灯籠が見えてきて、その向こうに巨大なしめ縄の張られた石の鳥居があった。それをくぐると、ぐっと森厳な雰囲気が増してきた。

 そこから少し石段を上ったところの正面に手水舎があり(近づくと自動的に水が出はじめた。どこにセンサーがあるのだろうか)、拝殿は、右手にあった。拝殿まで、街路にある鳥居から二度折れ曲がる形になっている。主祭神は天照太神で、神功皇后との関係が由緒書きに記してある。そのほか住吉大神など四柱が脇に祭られ、本殿の左手には五つの末社が鎮座していた。

 神社は本体そのものが神様だといわれる。拝殿を望むスペースは、それほど広大ではないのに、感覚的に広々としていて、清々しい氣に満ちていた。そこにいるだけで氣持ちがいい。こういう神社はあまりないと思う。

 旧正月にお伊勢参りをしようと思っていたので、この度事前のご挨拶ができてよかったと思う。あるいは、神様が面通しの意味で招いてくださったのかもしれない。

     風海

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