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六甲山を越えて有馬へ

あれから一週間後、私たちはまた、山のなかにいた。

しばらくは辛い峠越えは避けたいし、2回目は少し短いコースを設定した。前回、ホウホウの体でバスに乗り込んだ東お多福山の登山口まで、バスで向う。
今回のスタートはここから。靴の紐を結びなおして9:00に歩きはじめる。

土樋割峠までは舗装された道が続いて、少し足元が固い。9:30に七曲りの上り口である
沢に到着。せせらぎが心地良い。ホトトギスも「テッペン カケタカ♪」と、のびやかに歌っている。
ここからようやく山登りの雰囲気が出てきた。

Sawa

七曲りに向かう沢。
この沢を越えてゆく。

六甲山頂を目指す七曲りは、登りが苦手な私にとってはやっぱりしんどかったが、風海さんは楽チンだったみたい。登山前の想像に比べると拍子ぬけしたそうだ。今回はバスも利用したし、土樋割峠までも順調に来れたからかもしれない。
前回の登山で、行程の三分の二は泣きごとを言っていたと指摘された私も、この登りでは泣きごとが少なかった、と思います。

Hikigaeru

今回の出会いはホトトギス。ヒキガエルくん、ヘビです。

一軒茶屋に10:20に到着。かなりいいペースだ。
六甲山山頂は標高931メートル。視界が霞んで見晴らしはきかなかったが、自宅の窓から見上げるあの山に、いま立っていると思うと達成感が出てきた。

休憩をはさんで11:00に頂上を出発。ここからは下りで、魚屋道(ととやみち)を通って有馬をめざす。下りは余裕がでて景色が楽しめるようになった。

Totoyamichi

魚屋道。心地よい道をゆく。

六甲有馬のロープーウェーがゆく。

Photo

1時間余りで有馬温泉に到着。今回の私の楽しみは何といっても温泉。公衆浴場の銀の湯で山登りの汗を流す。でも、ちょっとお湯の温度が高くて余計に疲れが出てきた。有馬からはバスで40分。さくらやまなみバスが開通したので、西宮まで楽に帰ってこれた。

Arima2

ところで、登りが苦手な私は、どうもがんばりすぎているようだ。
ゆる体操で有名な高岡英夫さんの『「ゆる」身体・脳革命』(講談社α文庫)に、マラソンランナー野口みずきさんのトレーニング姿が紹介されていた。野口さんが走るとき、藤田監督は「きついところだから、がんばるな。」と声をかけていたそう。頑張って身体がこわばってしまうと上手く走れない。身体がゆるんでいてこそ、能力が発揮できるそうだ。

そういえば思い当たる。山道で蜩の「カナカナ」、鳥のさえずり、川のせせらぎを聞くと、楽に歩けるようになったのは、身体がゆるんだからなんだ。これからは山の「癒し」効果を味方につけて、楽しんで登ることにしよう。 

   空味

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