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自分探しの旅 ―実践編・その一

この4月からヨガを始めた。1つは健康のため、もう1つは〈本当の自分探し〉のためである。
「空味ちゃんはえらいね」「すごいね」と褒められることは嬉しいことである。そしてこれまでも次のステップへの助力となってきた。しかし、自分との対話がないままにその言葉を受け取り続けると自分が揺らいでしまう。
 他者からの評価でしか自己存在を確認できていないと気がついた。論文を書くときもそれを読む先生や学会員の顔が頭にチラつき、なかなか筆が進まない。学会の基準・評価に自分が沿っていないと判断してしまうからだ。
 学会の動向や、どこの研究者がどうした、こうしたという人事めいた話について行くのも苦手だ。たくさんの研究者と知り合いであることが、その人の権威を高めているかのような話を聞くにつれ、私はこの研究界で遅れをとっているんだなと感じてしまう。研究の中身で勝負もしないままで、もう惨敗の気分である。
 それもこれも、他者評価を自分の軸にしていたことが原因ではないかと思う。他には香山リカさんが『くらべない幸せ―「誰か」に振り回されない生き方―』に書いているように、自分を客観視しないままに誰かと”くらべてしまう”のが問題だ。
 そこで、ヨガ。
美容を目的としたヨガも流行しているが、私が求めているのは健康と「悟り」である。長くなるが日本ヨーガ療法学会理事長・木村慧心先生の言葉を参照しよう。
  「体と心をきれいにして、センサーを鋭くしておけば、そういうこと(人間の力の及ばないもの)を感じるようになり、自分のささいな変化に引きずられるなくなります。いろいろなストレスがかかっても動じない人になるため、さまざまな疾患の改善にもなっていく。つまり自己コントロールができるようになるということで、それが実際的な「悟り」です。言い換えればスピリチュアルな健康とは、自分が誰か、どこから来たのか、役割は何なのかなどを理解していること。ヨガをして感性を鋭くしていけば、それらを見つけることができます。」(『Yogini』vol.23)
 自分探しの旅も健康もヨガをすることでたどり着けそうだ。今年度の目標はヨガと博論にしよう。

  ヨギーニ空味子

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